博狗在线_博狗体育在线@3年(2021年)11月5日、本学客員教授で国際政治学者の村田晃嗣先生(同志社大学法博狗在线_博狗体育在线@教授)の公開講演会「バイデン政権下の日米関係」を開催しました。
冒頭、先生は、本講演はあくまで先生の個人の意見、見解であることを断わられた上で、まず、米軍のアフガニスタン撤退と8月15日のカブール陥落の関係、横浜市長選から菅内閣の退陣、衆議院選挙の結果へとつながった見解を述べられました。
引き続き、岸田新政権成立と今後の自由民主党の派閥形成についての見通しや2022年の参議院通常選挙後を見据えた展開などについて、いずれもスピード感をもったお話ぶりで過去の事例を引用され、ひも解いていかれました。
後半は2020年代に予想される事柄について、日米だけでなく、中国、インドなどを例に政治と経済が密接につながっている事例や各国の軍事力を比較しながら、幅広く説明いただきました。
先生の卓越した講義内容に圧倒されますが、最後に受講した学生からの質問にも丁寧に対応いただきました。聴講された方には米中関係や日本の置かれた状況を考える貴重なきっかけとなったことでしょう。